MOTORWORKS / BRAND-NEW MOTOR WORKS

drkcs2004-09-30


とうとう出ました、キャリア抜群の新人バンド、MOTORWORKSのアルバム。いやー、予想通りだったのは、徹底したバンドサウンドぶり。かといってありがちな本人たちの独りよがりになっていないのは流石。言い出しっぺの石田ショーキチが名プロデューサーぶりをばりばり発揮してます。これだけの短時間でここまで仕上げてくるあたりはまさに「プロ」の仕事。もとから石田・黒沢という天才メロディーメイカーをダブルで擁しているわけで、駄曲があるはずもなく、その上これだけきっちりと作り込んであれば、アラを探すことすら無理です。まるで十年バンドのベスト版。ファーストにしてベスト。こんな衝撃はLove Psychedelico以来かも。というか、メンバーから言えば衝撃でも何でもないんだけどね。一方、予想を裏切ったのは、カバー曲が一曲もない!! え、洋楽カバーしたいから組んだバンドでしょ? シングルにはカップリングしてたじゃん。 って、もしかして彼らのカバー曲を期待してるのって俺だけですか?(笑) スクーデリアでも今回は何をカバーしてるのかなってのがいつも楽しみなんだけどなぁ。カップリングはモータウンばっかりだったから、スクーデリアのような80'sのブリティッシュロックあたりを期待してるんですが(笑)。次(はあるのか?)で期待。なんとなくうれしかったのは、thanks toに黒沢弟の名が。秀樹君もがんばっちくれー。また、小ネタですが、このアルバムタイトルは、本来バンド名になる予定だったのが、長すぎるというクレームが付いて、バンド名はMORTORWORKSになって、こっちはアルバムタイトルになったそうです。由来は、略してBMW、ただそれだけ(笑)。その名付け親は、、、言うまでもなく、車オタクなショーキチです。あと、訂正。前にSPEEDERはショーキチメインボーカルって書いちゃったと思いますが、黒沢健一です。基本的にMORTORWORKSのメインボーカルは健一兄なんですが、アルバムでは3曲目と9曲目をショーキチが歌ってます。この2曲(だけじゃないですが)はショーキチ作曲なんで、スクーデリアっぽいです。健一兄の曲や歌も好きなんですが、やっぱりこの2曲がいいかも。ていうか、早くスクーデリアの新作出さんかい(笑)。

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