エレファントカシマシ / 化ケモノ青年

drkcs2004-04-13


エレカシの何がいいって、なんといっても、宮本が曲間に呟くように捨て吐く「ヘッ!」ってあの声です。あの世の中全てに唾を吐きかけるような「ヘッ」はエレカシの原点な様な気もします。エレカシがヒットチャートにも顔を出し始めた頃、明らかにセールスのために日和った感じがありました。なんだっけ「今宵の月のように」だっけ。TV受けするキャラなんかもあって、それから何枚かそんな感じのリリースが続いて、あぁエレカシもそうなってしまったか、なんて思ってたら、「ガストロンジャー」「so many people」あたりが出てきて、おぉぉやっぱりエレカシエレカシだなんて感動してました(笑)。このシングルも歌詞の世界は相変わらずのエレカシ節。「ヘッ」も健在(笑)。バンド初期の路線とはまた違うけど、スタンスは元に戻ってますよね。全然関係ないけどフライングキッズも一番初期は良かったんだけどなぁ。ベスト盤買ったんだけど、初期と終期で全然違うバンドだもんなぁ。

ASIN:B0001BUEMW