LOVE PSYCHEDELICO / My last fight
デリコの新曲です。デビュー当時はあんなに騒がれたのにねぇ。最近はそれほど話題になってません。今回の曲だって決して悪い曲ではないんですけどねぇ。デリコらしさは全く変わってないし。まぁあえて言うなら変わってない事が問題なんだろうなぁ。
デリコはデビューから絶頂期があまりにも「あっ」という間でしたね。全くの独自スタイルをもった彼らの音楽は、一つの音楽ジャンルを日本に生み出したと言っても過言じゃないと思うんです。だからこそ一気に火がついて。でもきっとあまりにも一気すぎたんでしょうね。もう大衆はそのスタイルを当たり前のものとしか捉えられなくなって。変わらないスタイルを貫いているデリコは既に大きく注目される事はなくなってしまう。音楽が大量消費になってしまったゆえの犠牲者なんだろうなぁ。
でも、別に注目され続けるだけが全てではないですもんね。彼らはすでに確固たる地位を築いてるわけだし、(僕のような)ファンからしてみれば、スタイルを変えないってのは安心して聞けるんですからね。そして何よりも彼らがこういうスタイルを愛して音楽をしてるだけなんですからね。
ところでデリコというと、あの英語と日本語のチャンポンな歌詞が注目されがちですが、僕はそれよりも、あのアレンジが大好きです。なんていうかアメリカ中南部臭さですね。昔、B52’sとかよく聞いてたなぁ(^^;
