サンボマスター / 青春狂騒曲

drkcs2004-12-05


聞き出すのに抵抗感のあったアーティストほど、はまるんもんかねぇ。なんとなくサンボマスターって五月蠅いだけかと思ってあんまりちゃんと聞いた事なかったんだけど、鳥越某のやってるなんとなく偽善的香りのする音楽番組をたまたまテレビで見たら、サンボマスターなんか出てるじゃない。あらま、この番組もマイナーな人しか呼べなくなったんか、なんて思っちゃったりして。最後しか見なかったからトーク聞いてないんだけど、この曲やってて、見てるうちに、ぉ、ぉお、おおおってな感じで・・・。
何がいいって、もちろん、ルックス(爆)。いや、冗談じゃなく、マジで。音楽はお洒落人だけが独占できるのではありません。ナンバガ以来、こういうロッカーが増えて大変好ましい傾向です。
ともあれ、圧倒的に畳みかける典型的若人ロック、溢れるリビドー、高校の文化祭の演劇部のようなクサい台詞、そしてそれらすべてを納得させてくれるあのルックス。ジャニ顔のチャラチャラしたあんちゃんが鬱屈した青春歌っても、なんも説得力はありません。世の大半はこういう人なのです。GOING UNDER GROUNDだってNONA REEVESだってみんな普通の人です。だから共感がもてるんです。リアルなんです。

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